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書籍・雑誌

2010年4月16日 (金)

嵌ってました

先日、ボーイスカウト関係のあれこれに、ちょこっと区切りがついたので、自分にご褒美・・・ということで、本屋さんに行って、前から欲しかった宮部みゆきさんの「楽園」(上下・文春文庫)を購入・・・・嵌ってました。

感想などは、サイドバーの「最近読んだ本」にUPしますので、そちらをご覧くださいね。(もともと感想文は苦手なので、短文で失礼します)

宮部みゆきさんは、お気に入りの作家さんなので、本が手に入ると、毎度嵌ってしまいます。

今回も、必要最低限の用事以外の時間を、この本を読むことに費やしてしまいました。

みなさんのブログにお邪魔するどころか、自分のブログも放置状態・・・久々に、どっぷり宮部ワールドに嵌ったのでした。

2009年9月28日 (月)

応援団を応援する

イトーヨーカドーに「子ども図書館」が設置されていたのをご存知ですか?

過去形なのは、この9月で、全国8か所の「子ども図書館」が閉館してしまったからです。

当地のイトーヨーカドーにも「子ども図書館」が設置されていましたが、先日閉館してしまいました。

この施設は、私設ながら子どもが本に触れるのには、とてもすぐれた存在でした。

当地の子ども図書館は、何度も閉館の危機に会い、そのたびに存続を願う皆さんの熱意で、続けられていたものでした。

で、今回も、この熱い方々が中心となって「子ども図書館応援団」が結成されました。

過去の経験から「私設」ではなく「公設」・・・つまり、当市の公共施設として存続してもらおうという動きになりました。

で、そのためのアンケートを始めました。

市内の幼稚園にも、このアンケートをお願いしましたが、他の皆さんにも是非お答えいただきたいそうです。

ということで、こちらのブログでアンケートを実施していますので、よかったら答えてあげてください。

よろしくお願いしま~す。

2008年4月26日 (土)

ネットの力

昨日の記事でご紹介した「あの空をおぼえてる」の主人公はカブスカウトです。

なので、「カブスカウトの誓い(promise)(日本だと<カブスカウトのやくそく>ですね)」やロープ結び(本結び、もやい結び、まき結び)、バッジが出てきます。

この辺りは、日本のカブスカウトでも同じですので、スカウト関係者ならすぐわかると思います。

で、その次に出てくる「カブスカウトのミニカー・レース」がわかる人は、どのくらいいるでしょうか。

実はこのミニカー・レース、日本では行われていないのですが、アメリカのカブスカウトでは「パインウッドダービー」といって、とてもメジャーなイベントです。

何で私が知っているかというと「家族6人犬一匹、ロッキー山脈ふもと生活」のさりすけさんが、以前ブログで紹介してくださったからです。

パインウッドダービーの記事はこちらこちら

主人公がカブスカウトであることや、ミニカーレースのことは特に知識がなくても、問題はありません。

でも、知っていれば、物語をさらに楽しむことができると思います。

さりすけさんと知り合えたのも、このブログを始めたから。

「あの空をおぼえてる」の物語もブログを通じて、亀さんに教えてもらいました。亀さんのブログはこちら

そのほかにも、ブログを通じてたくさんの方たちとお知り合いになり、いろいろなことを教えていただきました。

うう~ん、ネットの力ってすごい。

これからもどんな出会いがあるか、楽しみです。

このブログを訪れてくださる方にも、いい出会いがありますように

2008年4月25日 (金)

あの空をおぼえてる

080409033 団塊の広場の亀さんがご紹介してくださった「あの空をおぼえてる」を読みました。(記事はこちら

辛いストーリーですが、とても心に残る物語でした。

主人公のけなげさが、本当に心を打ちます。

今度映画が公開されるそうですが、映画になると微妙なニュアンスが表現されないことがありますので、こちらをご一読されることをお勧めします。

ただ悲しいだけではない、家族の再生の物語です。

2008年4月24日 (木)

こそあどの森

51g5wv5b5pl__sl500_aa240__2 ここでもない。

そこでもない。

あそこでもない。

どこでもない。

こそあどの森。

といえば、岡田淳さんの人気のシリーズです。

久々に、このシリーズを読みました。

このシリーズは、森の中でくらす8人の大人と子供の物語です。

「親子」という関係は、まったく出てきませんし、子供は子供だけでくらしているし、大人も大人だけで暮らしています。

広大な森の中に、船・巻貝・やかん・ビン・木の上の家に住んでいます。

子供ならだれもが住んでみたいと思う森じゃないでしょうか。(私は大人だけど、住んでみたいです)

やさしい内容とご本人の書かれたイラストが、とても魅力的です。

子供向けの本なので、大人なら2時間もあれば読めると思います。

不思議な森の素敵な世界に、あなたも行ってみませんか?

2008年4月11日 (金)

生物と無生物のあいだ

51oeidl3hxl__sl500_aa240__2殿が「これ、面白かったから読んでみて」と推薦してくれた本です。

福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」。

タイトルからして、刺激的ですよね。

この疑問は私の中にも存在します。

一般には

1)細胞からなる(外界と境界を持つ)

2)自己増殖する

3)エネルギー代謝をする

の3つの条件を満たすものが「生物」とされています。

この条件で行くと、エネルギー代謝をせず、自己増殖もできない「ウィルス」は、生物ではないことになります。

ではウィルスは「もの」か?というと、あたかも自分の意思を持っているように増殖していく(他人の増殖機能を利用したとしても)やつらが単なる「もの」とは思えません。

な~んて、考えている私に「おおっ!これだ!!」という答えを出してくれた本・・・というわけではありません。(一つの考え方を示してはくれましたが)

著者は自分の研究や経験から得られたもの、過去の科学者たちが考えたり成し遂げたりしたことを、「研究者の裏話」を交えながら、書いています。

あたかも近代科学史のおさらいをしているようです。

研究者も人の子であり、様々なドラマがあるんだなぁ・・・と面白おかしく読めます。(時々、実験の手法や理論が難しかったりするけど)

私にとっては、最後の方に出てくる「ノックアウトマウス」の話がとても興味深かったです。

で、生物と無生物のあいだには何が存在するかというと、「時間」だそうで・・・・。

詳しくは、この本をお読みください。

自然に対する畏敬の念が増すこと請け合いです。

2008年1月15日 (火)

ちょびっとリニューアル

気がつけばマイリストの「お気に入りの本」が、半年以上ほったらかしに・・・(^_^;)。

「お気に入り」という一文を入れたために、「こんな本、お気に入りに入れたら、まずいかなぁ」とか「お気に入りに入れるほどのこともないか」とか考えてしまったのが、原因と思われます。

で、このたび思い切って「最近読んだ本」に変更してみました。

あまり本意ではないのですが、入力が楽なのでアマゾンにリンクする機能も使ってみました。

本に対する評価と感想はあくまで個人的なものですので、「私のお気に入りの作家さんなのに、何で評価が低いの!」とお怒りにならないよう、お願いします。

私は典型的な乱読で、その時々でジャンルも作家も偏ります。それも御愛嬌ということで・・・・それにしても、時代ものと児童書と漫画ばっかりですねぇ。(@_@;)

2008年1月14日 (月)

パスキ・ナナ

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ケネス・トーマスマ著、浜野安宏監修、おびかゆうこ訳「パスキ・ナナ~ナゾをといた少女~」をご紹介します。

ネイティブアメリカンのクーテナイ族に伝えられている物語を著者が採話したものです。

主人公のパスキは、いつも失敗ばかりで「悲しがり屋」。

祖母に励まされ、がんばっていましたが、ある日一族の禁忌に触れる失敗をしてしまいます。

その失敗を挽回するために、一人で村を離れますが、そこで馬泥棒を目撃してしまい・・・・。

大自然の中で、9歳の女の子が生き抜いていく物語です。

この物語の中には、自然の中で生きるための知恵がとてもたくさん盛り込まれています。

ネイティブアメリカンたちは、たき火を囲んでこのような物語を子供たちに話して聞かせたのでしょう。

物語は架空の楽しみのためのものではなく、生きる知恵を子供たちに継承していくための大事な役割を果たしていたのです。

こういう物語を読むと「生きる知恵」について考えさせられます。

私たちはとても便利な世の中に暮らしていて、「何でもできる」ような気分になっていますが、実は「何にも出来ない」のではないでしょうか。

火をおこすにしても、食料を調達するにしても、自分一人の力では、なすすべがありません。

この物語の少女は9歳にして、自分で食料を得、隠れ家を確保し、敵から身を守りながら、毛皮や保存食まで手に入れます。

はっきり言って、この9歳の少女の「知恵」に私は遠く及びません。

文明社会に暮らす私たちには必要のない「知恵」だという方もいらっしゃるでしょうが、本当の「知恵」とは何なのか、今一度考えさせられる、いいお話でした。

*ケネス・トーマスマさんは、ネイティブアメリカンの伝承物語を採話して、「すばらしきインディアンの子供たち」シリーズとして、出版されています(現在7冊)。日本ではこの「パスキ・ナナ」のほかに「ナヤ・ヌキ」「モホ・ワット」の3冊が翻訳・出版されています。

2007年11月13日 (火)

はれた日は学校をやすんで

415kwnvseml__aa240_今回はマンガのご紹介。

タイトルだけで、大人には眉をしかめられそうですが、誰でも一回くらい「こんないいお天気なのに、何で暗い教室で勉強しなくちゃいけないんだろう・・・」と思ったことはありませんか?

そんな、子供時代のちょっとしたせつない気持ちを集めた短編集です。

表現がきついところもありますが、実はそれって「本当のこと」。

子供のことを書いているからといって、決して「きれいごと」や「めでたし、めでたし」に逃げず、淡々と子供の気持ちを表現していきます。

西原さんって、結構強烈な印象なのですが、「せつない」の表現が本当に上手です。

「悲しい」でも「かわいそう」でもなく、「せつない」。

ああ、こんな感じ、あったなぁ・・・・と自分の子供時代を思い出して、共感できる作品満載です。

うう~ん、うまく説明できないなぁ。

よかったら、読んでみてください。(絵柄に好き嫌いがあるとは思いますが)

2007年10月16日 (火)

ぼちぼちいこか

「ぼちぼちいこか」41w6wgwjc9l__aa240_ (マイク・セイラー著  ロバート・グロスマン絵  今江祥智訳)をご存知の方は多いと思います。

ちょっと太目のかばくんは、将来どんな職業に就こうか、あれこれ考えます。

が、太めが災いして、なかなか適職がみつかりません。

そして達した結論は・・・。

若(息子)が小さい頃、大好きだった絵本です。

ただ、訳が何故か「大阪弁」。

読み聞かせのとき正しい大阪弁の発音がわからず、どうやったら大阪弁っぽく聞こえるかと、あれこれ試してみたりしました。

大阪弁なので、のんびりした雰囲気がいっそう強調されて、いい感じです。

この本から、殿(夫)も私も大切なものをもらったような気がします。

絵本の最後の言葉「ま、ぼちぼちいこか、ということや」は、私たちの合言葉でもありました。

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