文化のかほり
本日は殿のお付き合いで、こんなところにお邪魔しました。
決して怪しげな会ではありません。
殿のお友達が主催する「(国学を含んだ)郷土史」のお勉強会です。(国学ってな~に?という方は、Wikipediaでもご覧になってください)
殿はセミナーのメンバーではないのですが、毎年1回の公開講座に誘っていただきます。
今年は私もお邪魔することにしました。
今年の演題は「遠州人のロマンと歌」、演者は高木桂蔵先生です。
高木先生は(私は存じ上げなかったのですが)文化人類学・民族学などで、大変ご高名な方でした。
で、どんな方かといいますと・・・。
こんな方です。
いや、本当ですって!
ほらね。(って小さすぎて、わかりませんか?)
講演は国学の基本から当地ゆかりの国学者「賀茂真淵」「万葉集」「古事記」、はては市歌、軍歌、童謡にまでおよび、身ぶり手ぶりを交えての楽しいものでした。
あまり熱心な講演に、途中で横断幕が落ちてくるというハプニングが・・・。
あせって幕を貼り直すスタッフの向こうから、元気にお話を続けられました。
(幕が上がったときに、会場から盛大な拍手が)
最後には地元の学校の寮歌やら手遊び歌・手まり唄など次々と歌ってくださって、講演は終了。
タイトルの「歌」って「和歌」のことかと思っていたらSongだったんですねぇ。
先生は「日本の文化は争いを嫌い、お互いが褒めあう文化。外来思想は服のようなもので、日本人の本質は変わらない。日本人が本来持っている感性はみんなの体に残っているので、自分の足元を見つめ直してほしい。」とおっしゃっていました。
あ~、面白かったたまには、文化的なイベントもいいもんです。
そうそう、本日のイベントのしめくくりに殿が「母の日だから」とお箸を買ってくれました。
結婚○年にして、始めて殿から母の日のプレゼントをもらっちゃった。
殿、ありがとう。大事に使うね。
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