この季節は、やっぱりキャンプファイヤーねたが増えてしまいます。
前回は指導者向けの「真面目な」寸劇をご紹介しましたので、今回は「昔話」の寸劇をご紹介します。
*ももたろう班長(CS以上)
みなさん御存知の「ももたろう」ですが、ももたろうは「ボーイスカウト」という設定です。
途中で会う「イヌ」「サル」「キジ」もスカウトで、それぞれ「地図が読める」「ロープワークが得意」「手旗ができる」というスカウト技能の持ち主です。
鬼が島まではイヌが地図とコンパスで案内し、鬼の様子を偵察に行ったキジが手旗で様子を知らせ、サルがロープワークでももたろうを鬼の城に招き入れる・・・という展開です。
鬼退治は、元のお話のようにチャンバラでもいいのですが、「キムス」など、スカウトにおなじみのゲームでつけてもいいでしょう。
動物たちはももたろうのことを「班長」(組長)と呼び、みんなで「パトローリング」を歌いながら、鬼退治に行く・・・という演出も、結構受けます。
これはボーイスカウトの要素を取り入れてあるので、BVSではちょっと無理ですが、CS年代でも、十分楽しめると思います。
ただし、手旗やロープワークはいい加減だと、スカウトから突っ込みが入りますので、キジ役は手旗の練習が必要・・・かも。
*サギの恩知らず(BS以上)
「鶴の恩返し」のパロディです。
ある日お爺さんが、罠にかかった一羽の鳥を助けます。
お爺さんが、家に帰ってお婆さんにそのことを話すと「きっと、恩返しに来てくれますよ」とお婆さんがいいます。
二人がわくわくして待っていると、一人の娘がやってきます。
その娘は、「恩返しに機織りをしたい。絶対に部屋を開けないでください。」と言って部屋にこもります。
で、部屋にこもったその娘は、手当たり次第に金目の物を風呂敷に包んで、逃げてしまいます。
わくわくして娘が出てくるのを待っていたお爺さんとお婆さんが、部屋があまりに静かなのを気にして、部屋を覗くと、部屋は空っぽ。
「あれは、鶴じゃなくて、鷺(詐欺)だったのかぁ!」と嘆いて、おしまいです。
*この寸劇は、以前VS隊が演じてくれました。ちょっと複雑な落ちですので、笑いが来るのに、ワンテンポかかりました。でも、私は大好きなので、紹介させていただきました。
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