キャンプファイヤーのゲーム その3
猿、来ませんでした。
ま、この際グリムスのキーワードはきっぱり無視することにして、キャンプファイヤーでのゲーム その3です。
今回は、ちょっと頭を使うゲームをご紹介。
もちろん、頭を使うのは参加者だけでなく、演者もかなり頭を使いますので、実演の前に練習することをお勧めします。
*魚鳥木(BS向け)
「ぎょちょうもく」と読みます。
読んで字の如く「さかな」「とり」「木」の名前を当てられた人が言っていくゲームです。
演者は「スカウトたるもの、普段から自然に接しているからには、魚や鳥や木の名前をよく知っているに違いない。今日は、その実力を試させてもらおう。」という感じの前ふりをします。
「では、私が”ぎょちょうもく、申すか、申さぬか”というので、みんなは”申す、申す”と答えてほしい。そうしたら、私が”ぎょ”とか”ちょう”とか”もく”といいながら、誰かを指名するので、挿された人は10秒以内に、ぎょなら魚、ちょうなら鳥、もくなら木の名前を言ってくれ。」とゲームの説明をします。
この時、最初の掛け合いだけ練習し、それに慣れたら内容の説明をする・・・というふうに分けてもいいでしょう。
最初からうまくはいきませんので、ゆっくりと何回か練習してください。
掛け合いがうまくいくようになったら「よし、今からが本番だ。10秒以内に答えられなかったら、アウト。では、始めよう。」と言って、始めます。
スカウトの技量に合わせて、「10秒」は適当に調整します。(演者の感性で「5、4、3、2、1」などとカウントダウンすることをお勧めします。)
参加者のノリがよく、どんどん盛り上がる時は、指名を早くしていきます。逆に、なかなか答えが続かず、盛り上がらない時は考える時間を長くしたり、年長スカウトを連続させたりして、盛り上げましょう。
ある程度の時間で切り上げ、アウトの参加者はまとめて「罰ゲーム」。
罰ゲームは、悪意のない楽しいものがいいでしょう。(面白自己紹介とか、しりもじなどお勧めです)
ボーイ年代がお勧めですが、カブ隊で挑戦してみても、いいかもしれません。
導入のコネタはなくても構いません。
*赤い靴(CS~BS)
演者は「赤い靴、はいてた女の子」の歌を歌いながら登場します。
「みんな、この歌は知ってる?みんなで歌ってみよう。」といって、全員で歌えるように練習します。(ざっと歌えればいいので、練習にはあまり時間をかけないようにします)
演者「では、次に私の右手に注目してください。右手がこの位置(上に伸ばす)にある時は靴の色は”あか”です。この位置(横に伸ばす)にある時は”しろ”です。そしてこの位置(下に伸ばす)にある時は”あお”です。では練習しましょう。」と言って、右手を上にあげ「あかいくつ~」横にして「しろいくつ~」下にして「あ~お~い~くつ~」と歌を誘導する。(メロディは赤い靴のままです)
右手の位置をランダムに動かし、それに参加者が付いてこれるようなら、次に左手の位置を、上が”くつ”、中が”げた”、下が”サンダル”と決め、こちらも「あかいくつ」「あかいげた」「あかいサンダル」という風に練習します。
最後に「では、私の両手の動きに合わせて、歌ってください」と言って、それぞれの手の位置をいろいろに変え、「あかいげた、しろいくつ、あおいサンダル」というふうに歌って行きます。
みんなが揃って成功したら、その時点で全員拍手して終わります。
なかなかそろわないので歌がすべて成功すると、参加者に一体感が得られます。
演者は手の位置が参加者によく分かるように気を付けてください(手の上げ方や下げ方が中途半端だと、参加者が戸惑ってしまいます。)
今回は、ちょっと年長者向けのゲームにしました。
最初から成功するとは限りませんが、何回か繰り返していると、参加者も慣れてうまくなりますので、どんどん挑戦してみてください。
« ○~るよ来い♪ | トップページ | 苦労の甲斐が・・・ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- お久しぶりです(2020.04.22)
- 梅は咲いたか(2018.02.16)
- 良いお年を(2017.12.31)
- 宮古島に行ってきました~その3~(2017.11.20)
「ボーイスカウト」カテゴリの記事
- 10周年(2013.11.22)
- 寄る年波?(2013.10.21)
- やぎさんの(いる)キャンプ場(2013.08.21)
- あとひと踏ん張り(2013.08.12)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
いつもゲームの紹介、ありがとうございます
。
そろそろ夏キャンのプログラムを考え始める時期になりましたのでとっても助かります
投稿: MEG | 2008年5月19日 (月) 17時32分
>MEGさん
>とっても助かります
ご利用いただき、ありがとうございます。
私も新人時代は先輩に聞いたり、本を読んだりしてネタを探しました。
ここで紹介しているものは、皆さんご存じのものばかりですが、最近、「キャンプファイヤー」の検索で訪問していただく方が増えましたので、しつこく、もうちょっと続けたいと思います。
投稿: ubazakura | 2008年5月19日 (月) 18時13分