キャンプファイヤーでのゲーム
先日のキャンドルファイヤーのとき、ベンチャー隊のRくんに「何かゲームやってよ」とお願いしました。
彼は「ボーイ隊支援プロジェクト」で「ゲーム」担当。
いつもいろいろなオリジナルゲームを考えて実施してくれるので、やってくれるかと思ったら、返事は「NO」。
「キャンプファイヤーのときのゲームって、普通にやるものと違って、独特のルールとノリがあるけど、自分にはそれがまだ理解できていない」というのが、その理由。
うう~ん、よく見抜きました!(さすが、毎回オリジナルゲームを考えるだけの事はある!)
ということで、彼の言う「独特のルールとノリ」について考えて見ることにしました。
まず、大きく違うのは「ファイヤーの流れの中で行われる」ということ。
だから、流れを止めるようなゲームはNGということになります。
ということは、ルールの説明がわかりにくかったり、ゲーム自体が複雑なものはだめ。
では、簡単でわかりやすいから「全体じゃんけん」ならいいか・・・というと、これもだめ。
なぜなら、暗いから。
お互いのだしているものが何なのか見えないのでは、楽しくありません。
じゃあ、借り物競争なんてどう?
これもNG。
中心に「炎」があることを忘れています。安全面からも「激しく動き回る」ものはNGです。
ということで、キャンプファイヤーのゲームの条件を以下のようにまとめてみました。
①ルールが簡単で、わかりやすいもの
②目をたよりにしないもの
③激しく動き回らないもの
④優劣をつけることを目的としないもの
⑤全員が参加できるもの
⑥時間の調整ができるもの
という感じでしょうか。
調子のよい掛け声や歌がついていると、さらに盛り上がりますよね。
これらのことをふまえて、キャンプファイヤーのゲームを選んでほしいと思います。
以下、よく使われるゲームを簡単にご紹介。
「おちた、おちた」:リーダーの「お~ちた、おちた」に対し、参加者は「な~にが、おちた」と答えます。すかさずリーダーは落ちたものの名前を言います。それに対して、スカウトはそれに応じたポーズをとります。たとえば、リーダー「りんご」なら、スカウトは手のひらを上に向け、りんごを受け止めるポーズ。「かみなり」ならおへそを押さえます。ポーズはあらかじめ決めておくと、スムーズに進みます。BVS、CS向け。
「こなやのおじさん」:カブ歌集にも紹介されています。参加者を「こなや」と「かじや」にわけ、リーダーの指示に従って、歌を歌います。リーダーが右手を上げたら「こなや」左手を上げたら「かじや」などと決めておき、歌の途中で、上げる手を代え、掛け合いを楽しみます。CS向け。
「われは大蛇」:「われはふくろ」の替え歌。「われはだいじゃ。はらぺこだいじゃ・・・」の歌とともにリーダーが場内を回り「この辺がうまそうだ」といって、スカウトを食べてしまいます。(またの下をくぐらせて、後ろにつかせる)これを繰り返し、次々とスカウトを食べていき、ある程度のところで「満腹になった」といって終わります。参加人数が多いときは大蛇を複数にして、どんどんたべていき、全員食べ終わったところで大蛇同士がじゃんけんをして、決着をつける方法もあります。BVS~BSまで、結構受けます。
「はえとりがみ」:リーダーの「はえとり~がみに、くっついた」の歌にあわせ、手拍子。そのあと、「右足」などからだの部位をひとつずつ、地面(はえとりがみ)に固定していきます。足、手、腹、頭・・・と順につけていって、体が動かなくなったら、おしまい。CS、BS向け。
*またも「キャンプファイヤーネタ」になってしまいました。季節のせいです。お許しください。ヾ(´ω`;)ゞエヘヘ
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コメント
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夏のキャンプで、キャンプファイヤーが出来そうなとこのに行くので、「おちた、おちた」~「はえとりがみ」を隊長に提案してみたいと思います。
投稿: kou-shi | 2007年7月28日 (土) 22時56分
Kou-shiさん、さっそく利用していただき、ありがとうございます。
「おちた、おちた」で、私は最後に「100円玉!」といいます。
すると、足で踏む、手で押さえる、手のひらで受ける、おろおろする・・・・などいろいろなパターンが見れて面白いですよ。
反応を見た後、お金を拾う動作をして「スカウトは、お金を拾ったら交番に届けましょう」といって、終わりにします。
こっちもよかったら、お試しください。
投稿: ubazakura | 2007年7月28日 (土) 23時23分
ゲームいろいろ面白そうですね!
ファイヤーだけでなく普段の集会でも使えそう♪
ありがとうございます。
投稿: MEG | 2007年7月29日 (日) 05時35分
MEGさん、いらっしゃいませ。
ここでご紹介したのは、けっこう定番のゲームです。
カブ年代は、うまく乗せると大変盛り上がります。
よかったら、お試しください。
投稿: ubazakura | 2007年7月29日 (日) 09時23分
我が団では 「壊れたロボット」 が定番で出てきます。
最初は 両手が対象に動かされていくのに、段々両手がずれてポーズが決められていく、
スカウトは少しずつでも ポーズがついていくけど、私たちは右手と左手は一緒にしか動かせない.....
「おもちゃのチャチャチャ」に合わせた、おもちゃグループとチャチャチャグループのカエルジャンプも 単純で必死(≧∀≦*)
「大・中・小」
「大」と言われながら 指を指された人は 立ち上がって「大」の形を体で表現するゲームは、ビーバー参加を考慮したときに入れて居ます。
リズムにのって、恥ずかしがらずに参加が楽しいですよね
小さな失敗も笑い飛ばせるツッコミ係が居ると、ネタが滑ってもええんちゃうヾ(@^▽^@)ノわはは
投稿: ちずやん | 2007年7月30日 (月) 03時18分
「われは大蛇」は「ぞうさんくものす」みたいで面白そうですね。
「じゃんけんジェンカ」の変形みたいだし。「懐かしの森へ」はちょっと格調の高い歌なので、CSさん以下に教えるのは難儀なのですが、こうやって大蛇が出てくると、自然に一緒に歌えそうですね。
ちょっと試しにやってみたら「われはふくろ」も、「ぞうさんくものす」や「ジェンカ(Let's kiss)」みたいなフリ(例えば右足前、右足前、左足前、左足前、前、後、前、前、前」でできますね。後にいっぱいくっついてもいいし。
今度隠しダマでやってみます!
投稿: KM | 2007年7月30日 (月) 09時42分
ちずやん、まいどどうも。
「壊れたロボット」って面白そうですね。
どんな感じなのか、また教えてください。
定番の出し物があると、スカウトものりやすいですね。
KM隊長、いらっしゃいませ。
「われは大蛇」はこのあたりでは、けっこうポピュラーです。
歌詞全文は「われは大蛇、腹ペコ大蛇、勤めはたし、腹が減った。何かないかな、何かないかな、ああ、このへんがうまそうだ!」です。(多分著作権には引っかからないと思います)
ジェンガのように軽やかではなく、がにまたでドスドスという感じでゆっくり歩きながら、場内を回ります。
ジェンガ調も違った味でいいかもしれませんね。
お試しの結果を教えてください。
投稿: ubazakura | 2007年7月30日 (月) 13時30分